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治安情勢について その2 |
ブルキナファソ各地で発生している,軍人による威嚇発砲・破壊行動に関し,30日深夜から31日にかけての事件経過をお知らせいたします。邦人の皆様におかれましては,不要不急の外出は避けるとともに,外出時には安全に十分な注意を払ってください。なお,JICA関係者の皆様はJICA事務所からの指示に基づき行動願います。 1.夜間外出禁止令の維持 2.30日午後11時頃から,ワガ2000地区において軍人による威嚇発砲が約3時間継続して行われた。大統領府及び外交団住居所在地である同地区において,威嚇発砲事件が行われたのは初めての事例である。また,首都から450㎞離れたバンフォラ市においても同様の事件が発生している。 3.31日午前,首都から東に200㎞離れたテンコドゴ市において,学生達によるデモ及び破壊活動が行われた。これにより,外務大臣宅,教育大臣宅及び知事宅が放火されただけでなく,市役所が破壊された。本事件は政府への不満が大きな原因であり,一連の軍人による威嚇発砲事件との直接の関係性はないが,同事件が学生達の破壊活動を誘発したことは疑う余地がない。なお,本事件に対する政府声明は発表されていない。
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