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治安情勢について その14


 
 在留邦人の皆様へ(本情報は在留届等に記載されたメールアドレスにも送信されています)

一連の事件に関し,以下のとおりお知らせいたします。

●事件経過
1.27日(水)午後10時頃、ワガドゥグ市東部辺境に所在する共和国保安機動隊(CRS)の駐屯地敷地内で上空に向けて威嚇射撃が約2時間程度続き、28日(木)午前5時頃にも同様の威嚇射撃があった模様。また、地域住民が、CRS隊員が駐屯地近隣地区に出て銃声及び催涙弾の臭いがしたと述べた旨の報道があった。

2.同様の事件が、ボボデュラッソ市、デドゥグ市のCRS駐屯地で発生した模様。

3.28日(木)午前7時頃、ワガドゥグ市内中心部に所在する中央警察本部敷地内で威嚇射撃が発生した模様。市中心部にある銀行、事務所等は直ちに閉鎖した模様。

4.28日(木)午前9時頃、マンガ市でも警察署で威嚇射撃が発生した模様。

●事件背景
 CRS及び警察の威嚇射撃の背景として、27日にCRSの処遇改善協議が開催される予定であり、政府側に自分たちの要求を聞き入れさせるための行動と見られる。

●その他
1.29日のAir France航空便が急遽キャンセルとなった。

2.現在のところ、本件事件による負傷者等が発生したとの報道はない。また、略奪行為は起きていない。

3.今月中旬の威嚇発砲事件の際,上空に向けた放たれたの銃弾が一般市民の頭に命中し死者が発生している(被害者は家の中にいたが,銃弾はトタン屋根を突き抜け命中した)。

4.夜間外出禁止令を遵守せず22時以降に外出した者に対し,軍人が禁止令違反を理由として暴行を加え,死者・負傷者が発生している。数分でも22時を過ぎていれば容赦なく同取り締りの対象となっている。