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治安情勢について その30 |
29日(日)夜に発生した軍兵士による威嚇発砲に関し,当地新聞報道ぶりは以下のとおりです。 1.ドリ市、カヤ市、テンコドゴ市の他、デドゥグ市においても落下傘コモンド部隊(Regiment Parachutistes Commondo。以下RPC。)兵士の少数の者が、重火器を含む威嚇発砲をおこなった。流れ弾で女子高校生1名が脚部を負傷したが命に別状はない。略奪はなかった。威嚇発砲の理由は、現RPC司令官をポー市の軍事アカデミー(5月14日に「訓練手当」を要求し、威嚇発砲をした部隊)の司令官に任命し、ポー市の司令官をRPC司令官にあてるとの軍の決定に不満を示すためのようである。 2.ドリ市、カヤ市、テンコドゴ市の威嚇発砲の理由は、これら駐屯地の兵士が大統領府治安部隊と同じ住居手当を要求したもの。カヤ市においては、兵器庫が空であったため、憲兵隊の兵器庫から銃弾を盗んで威嚇発砲した模様。
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