平成27年度在外公館文化事業「2016年柔道日本大使杯」
平成28年4月22日
2016年2月27日及び28日の2日間,平成27年度在外公館文化事業の枠組みにおいて,ワガドゥグ市内人間開発スポーツ科学学院(ISDDH)にて,ブルキナファソ柔道連盟との共催のもと2016年柔道日本大使杯が開催されました。
本大会は,計100名(ワガドゥグ市内から90名,ボボ・デュラッソ市から10名)の選手が参加し,男女・体重別個人戦にて優勝を争う柔道大会で,2012年,2015年に続き今年で3回目の開催となります。
28日に開催された決勝戦には,憲法評議会議長及び同構成員,政府関係者(スポーツ・余暇大臣,スポーツ・余暇省総局長クラス),治安関係者(国防・退役軍人省次官,国家警察庁長官,元国軍統合参謀総長,国土行政・分権化・国内治安省総局長クラス等),国内オリンピック委員会委員長,柔道連盟会長,スポーツ連盟関係者,外交団及び国際機関代表者,在留邦人等幅広い層が集まりました。
決勝戦の開会式では,バングレ・スポーツ・余暇大臣,二石大使,コロゴ柔道連盟会長によりスピーチがあり,試合の後には,国際交流基金文化芸術交流海外派遣事業・小規模巡回公演「武道・柔道レクチャー・デモンストレーション」によって派遣された柔道専門家による演武が行われ,会場は終始観客の歓声と熱気に包まれました。
本事業によりブルキナファソにおいて知名度の高い日本の武道である柔道の振興に寄与すると同時に,当国における我が国に対する関心の増大及び対日理解の促進に貢献することができたと考えます。
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開会式にて整列する決勝戦参加の選手 | コロゴ柔道連盟会長のスピーチ |
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二石大使のスピーチ | 開会式の大使スピーチ内で,国際交流基金の事業にて日本から派遣された柔道専門家(4名)が紹介された |
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バングレ・スポーツ・余暇大臣によるスピーチ | 重量別男子決勝 |
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決勝戦後の柔道専門家による演武。写真は,坂本専門家(写真左)と手塚専門家(写真右) | ONATEL(ブルキナファソ通信公社)チームが総合優勝(写真左からコロゴ柔道連盟会長,カンブ憲法評議会議長,二石大使,バングレ・スポーツ・余暇大臣) |