平成27年度国際交流基金文化芸術交流海外派遣事業:小規模巡回公演「武道・柔道レクチャー・デモンストレーション」

平成28年4月22日
  2016年2月27日から3月2日の5日間,平成27年度国際交流基金文化芸術交流海外派遣事業,小規模巡回公演「武道・柔道レクチャー・デモンストレーション」の枠組みにおいて,柔道家4名(平間忠幸団長(8段),本田俊郎団員(5段),坂本道人団員(6段),手塚勝彦団員(6段))がブルキナファソを訪問しました。
 
  柔道家4名のブルキナファソ滞在中には,2016年柔道日本大使杯において演武を1回行ったほか(観客250名),ブルキナファソのナショナルトレーナー,ナショナルチーム選手及び国家警察学校の生徒などと合同練習を行い,計約230名に対して指導を行いました。直接指導を受けた柔道家達は,貴重な機会を逃さないようにと皆真剣に話を聞いていました。上記に加え,オリンピック国内委員会,国家警察庁及び当国におけるスポーツの象徴とされるモシ族(ブルキナファソ中央部に住む同国最大民族)の長(王)の宮殿を訪問し意見交換を行いました。

  本事業により,ブルキナファソで知名度の高い日本の武道である柔道の振興に寄与するだけでなく,柔道を通じた我が国の武道,ひいては我が国の精神性に対する理解と関心を深められたと考えます。
 
演武の様子(柔道日本大使杯) 指導風景(ワガドゥグ市内人間開発スポーツ科学学院(ISDDH))
指導風景(ブルキナファソ通信公社(ONATEL)) 指導風景(ブルキナファソ通信公社(ONATEL))
国内オリンピック委員会会長を表敬訪問 タルパガ国家警察庁長官及びサワドゴ同副長官を表敬訪問
指導風景(警察学校) スポーツ好きで有名なモシ族の王の宮殿を訪問。
署名入りの本とDVDを贈呈