令和元年度対ブルキナファソ無償資金協力「若者の性と生殖に関する健康及び権利向上計画(UNFPA連携)
令和2年7月30日
案件名 | 令和元年度対ブルキナファソ無償資金協力「若者の性と生殖に関する健康及び権利向上計画(UNFPA連携) |
供与限度額 | 182万ドル |
案件概要 | 本計画は、中央地方ボゴドゴ市,サイ・ノージン市,及び中央西部地方レオ市,サブー市において、若者向けの性教育、教育者向け指導、青年活動家および父兄ボランティアによるコミュニティー啓発、日本とブルキナファソの活動家間の交流、保健センターや移動診療車を通じた検診等の実施を通して,性と生殖に関する健康及び権利(セクシャルリプロダクティブ・ヘルス・ライツ)を行使するための若者の能力強化に寄与するものです。 |
【案件開始式】
7月28日、ワガ2000の国際会議場において、本件の開始式が行われました。式典にはサワドゴ国土行政・分権化・社会団結大臣を始め9名の閣僚が参加した他、中央地方および中央西部地方の国会議員、県知事、伝統的首長、若者、保護者等が集まりプロジェクトの目標や3年間に渡る活動の内容を共有しました。本件に関し、ポニョンUNFPA代表は若者の可能性を示したいと述べ、バリー外務・協力大臣はカボレ大統領の2018年の公式実務賓客訪問としての訪日に端を発するものであり両国の友好関係を強化するものであると述べ、また伊藤臨時代理大使は「女性の輝く社会」の実現に貢献するものであると述べました。また、日本のNGOジョイセフの石井理事長からビデオメッセージが届けられ、カボレ大統領夫人からは国家経済社会開発計画(PNDES)の目標達成に資する日本の技術的・資金的支援への感謝とともに、本件を推進する決意が述べられました。
登壇者(写真:UNFPA) ポニョンUNFPA代表スピーチ(写真:UNFPA)
伊藤臨時代理大使スピーチ(写真:UNFPA) カボレ大統領夫人スピーチ
全体写真
【署名式】
3月12日,外務・協力省において,池﨑大使とポニョン国連人口基金(UNFPA)当地代表により、本件のE/N署名式が行われました。式にはカボレ大統領夫人およびバリー外務・協力大臣が参加しました。池﨑大使は、同プロジェクトはカボレ大統領が代表を務めるKIMI財団、当地NGOのABBEF、日本のNGOであるジョイセフが実施を担い、それぞれの団体の知見を結び付けて最大限の成果を出すことが期待されている、と述べました。カボレ大統領夫人は、標記案件がジョイセフの仏語圏アフリカでの初めての活動であることに感謝しました。また、ポニョンUNFPA当地代表は、若者が自らの性と生殖に関する権利を行使する能力を強化して、国の経済社会開発に貢献するための支援が必要、と述べました。
2者によるE/N署名(撮影Moussa Sawadogo) 池﨑大使スピーチ
ポニョンUNFPA代表スピーチ E/N交換(撮影Moussa Sawadogo)
カボレ大統領夫人スピーチ 全体写真(撮影Moussa Sawadogo)