ブルキナファソ月報(2023年10月)

令和5年11月18日
主な出来事                                         PDF版はこちら
【内政】
4日、トラオレ暫定大統領が署名した政令により、ソムダ(Evrard SOMDA)中佐に代わり、ナタマ(Kouagri NATAMA)中佐が国家憲兵隊参謀総長に任命された。
・26日、キエレム首相は、クドゥグ(Koudougou)にて開催された第4回工芸品地域展示会(SARA:Salon Régional de l'Artisanat)に参加した機会に、選挙を予定どおり2024年7月までに実施することは不可能である旨述べた。
 
【外政・協力】
・4日、ブルキナファソ訪問中のサルティコフ(Alexei SALTYKOV)駐ブルキナファソ・ロシア大使(コートジボワール常駐)が、ルアンバ外相を表敬訪問し、両国間の協力分野とブルキナファソにおけるロシア大使館の開設につき会談した。
・5日、当地を訪問中のセイイド・スラ・モルタザヴィ(Seyyed Soulat MORTAZAVI)イラン労働・協力・社会福祉大臣は、トラオレ暫定大統領を表敬、混合委員会に参加し、8つの覚書に署名をした。
 
【治安】
・8日、ワガドゥグ市グンガン(Gounghin)地区にてトホブグ(Ismael TOHOBOUGOU)少佐が殺害された。国家不安定化の嫌疑で逮捕状が出されていたところ、逮捕に抵抗して発砲し、兵士を負傷したことから殺害された旨報道されている。
 
 
【内政】
・2日、キエレム首相は、国連ハイレベルウィークから帰国したバジエ国務大臣の外遊報告を受けた。また、米国のブルキナファソ人コミュニティと面会した旨の報告も受けた。
・4日、トラオレ暫定大統領が署名したデクレにより、ソムダ(Evrard SOMDA)中佐に代わり、ナタマ(Kouagri NATAMA)中佐が国家憲兵隊参謀総長に任命された。
・10日、暫定立法議会(ALT)の議長が率いる議員代表団は、キエレム首相に政府が開始した「移行期の政治・制度・行政改革に関する地方の生活勢力との交流の日」の概要報告を行い、報告書を提出した。
・15日、トマ・サンカラ暗殺36周年記念式典にトラオレ暫定大統領が参加し、トマ・サンカラを国民の英雄に昇格させた旨発表した。同時に、シャルルドゴール大通りをトマ・サンカラ大通りと改名し除幕した。
・16日、シディベ(Mikailou SIDIBÉ)住宅大臣はプレスリリースを発出し、住宅販売を謳った詐欺文書が出回っていることに言及し、注意を呼びかけた。
・20日、キエレム首相はバグレ湖を往訪し、米、トウモロコシ、サツマイモ、キャッサバ、大豆などを生産する農学部の学生を激励した。
・26日、キエレム首相は、クドゥグ(Koudougou)にて開催された第4回工芸品地域展示会(SARA:Salon Régional de l'Artisanat)に参加した機会に、選挙を予定どおり2024年7月までに実施することは不可能である旨述べた。
・31日、トラオレ暫定大統領(大尉)は、クリバリ(Kassoum KOULIBALY)国防大臣に准将の階級章を授与した。なおデクレによりサンポレ(Celestin SIMPORE)軍参謀総長(CEMGA:Chef d'etat-major general des armees)の准将昇格も併せて決定されている。
 
【外政・協力】
・2日、ワガドゥグにてブルキナファソ・イラン共同協力委員会の専門家会合が開催され、ボロ(Issa BORO)当地外務省事務局長が冒頭挨拶をした。2004年の覚書署名以来、初の開催となる。
・2日、クライン(Moritz KLEIN)ルクセンブルク臨時代理大使はルアンバ外相に表敬し、60年来の外交関係を維持し、人道及び気候変動分野での協力を続けていく旨伝えた。
・3日、ブルキナファソ往訪中のロシア国会議員団はブグマ(Ousmane BOUGOUMA)暫定国民議会(ALT)議長を表敬し、年末までに国内にロシア文化センターを開館することが議論された。
・3日、ゼルボ(Emile ZERBO)治安大臣は、ワガドゥグにてモーリタニアの過激化・暴力的過激主義撲滅ユニットの代表団の表敬を受け、代表団の団長を務めるベイリラトゥ(Sid’Ahmed BEYLILATOU)協力技術担当官から、モーリタニアにおける過激主義者掃討の経験につき情報提供を受けた。
・3日、ワガドゥグ市内にて、司法通訳訓練校の開所式が行われた。ベルギーの支援を得て設立された同訓練校は、モレ語、ディウラ語、フルフルデ語及びグルマンチェ語の4言語とフランス語との通訳技能を強化するもの。
・3日、国際テロリズムとの闘いを焦点にした国連第6委員会が10月2日から11月17日まで開催されているところ、同委員会においてウワタラ=シセ(Aminata OUATTARA CISSÉ)駐国連ブルキナファソ大使は、ブルキナファソの治安情勢に係る報告を行った。
・4日、ブルキナファソ訪問中のサルティコフ(Alexei SALTYKOV)駐ブルキナファソ・ロシア大使(コートジボワール常駐)が、ルアンバ外相を表敬訪問し、両国間の協力分野とブルキナファソにおけるロシア大使館の開設につき会談した。
・5日、当地を訪問中のセイイド・スラ・モルタザヴィ(Seyyed Soulat MORTAZAVI)イラン労働・協力・社会福祉大臣は、トラオレ暫定大統領を表敬、混合委員会に参加し、8つの覚書に署名をした。
・5日、エフクロフ(Younus-Bek YEVKOUROV)及びイワノフ(Timur Vladimovich IVANOV)両国防副大臣が率いるロシア代表団がワガドゥグを訪問した。
・5-6日、シマン(Leonardo Santos SIMAO)西アフリカ・サヘル国連事務所(UNOWAS)代表・国連事務総長特別代表がブルキナファソを往訪し、暫定政府及び外交団らと意見交換した。
・7日、ブルキナファソ往訪中のゼイン(Ali Mahaman Lamine ZEINE)ニジェール「首相」は、キエレム首相と面会した。
・10日、スラウイ(Youssef SLAOUI)当地モロッコ大使は、キエレム首相を表敬し、ブルキナファソへのモロッコ入国に掛かるビザ廃止や、奨学生枠の引き上げ、観光や水管理といった協力分野につき述べた。
・13日、ブーシム(Simon Pierre BOUSSIM)エネルギー・鉱山及び採掘場大臣はモスクワにてスパスキ(Nikolay SPASSKI)ロスアトム局長補とブルキナファソにおける原発建設に係る覚書に署名した。
・21日、トラオレ(Karamoko Jean Marie TRAORÉ)外務・地域協力及び国外ブルキナファソ人大臣付地域協力担当大臣は、当地ファギヒ(Mojtaba FAGHIHI)イラン大使、ボロ(Issa BORO)外務・地域協力・海外ブルキナファソ人省次官、保健・衛生省の代表者及び連帯・人道活動・国民和解・ジェンダー及び家族省の代表者と共に、ワガドゥグ国際空港を往訪し、イランからコンテナ4個分の医薬品と食料品の寄贈を受けた。
・23日、サウジアラビア滞在中のルアンバ外相は、サウジアラビアの安全保障担当副大臣及びサウジアラビア情報機関責任者に面会した。
・23日、バロス(Ellen OSTHOFF FERREIRA de BARROS)当地ブラジル大使はウエドラオゴ(Jean Emmanuel OUÉDRAOGO)文化大臣と会談し、2024年5月に開催予定の、ブラジル最大のアフロカルチャー・イベント「フェイラ・プレタ(Feira Preta)」の主賓国をブルキナファソとしたい意向を伝えた。
・24日、ンシュシュマ(Juan Antonio Bibang NCHUCHUMA)赤道ギニア大統領特使が暫定大統領を表敬し、両国関係、特に在赤道ギニアのブルキナファソ人コミュニティにつき意見交換を行った。
・25日、ブルキナファソ政府は世界銀行から総額1,630億CFAフランの財政支援を受けた。
・28日-30日、ディエ(Abdoulaye Mar DIEYE)国連事務次長兼サヘル開発特別調整官及びエジアコンワ(Ahunna EZIAKONWA-ONOCHIE)国連事務次長補兼UNDPアフリカ地域局長らがワガドゥグを訪問し、アフリカ外交団、外交団一般、閣僚、暫定大統領、首相らと意見交換した。
・30日、イタリア滞在中のルアンバ外相は、フランシスコ教皇の側近であるパロリン(Pietro PAROLIN)枢機卿と会談し、「安定と発展のための行動計画(PA-SD)」の説明をしたほか、ブルキナファソの人道状況につき意見交換した。
 
 
【経済・社会・文化】
・2日、学校の新学期が始まり、全国の小中高校生が登校した。
・2-3日、NGO団体のJHPIEGOが、二次予防戦略による子宮頸がん撲滅計画の3年間の成果を確認する検討会を開催した。3年間で37,000人の女性ががん病変のスクリーニングを受けられた旨発表された。
・9日、アビジャン(コートジボワール)にてブルームバーグ社が実施した金融ジャーナリズム研修にブルキナファソ含め近隣国から55人が参加した。
・16日、ワガドゥグ大司教に、テンコドゴ(Tenkodogo)教区の司教であるコンティエボ(Prosper KONTIÉBO)大司教が任命された。現職のウエドラオゴ(Philippe OUÉDRAOGO)枢機卿は、高齢を理由に辞職を申し出ていたところ、16日、クロッティ(Michael CROTTY)バチカン大使により同人事が発表された。
・19日、クリバリ国防大臣は、「アフリカ小銃兵の日」に際し、ワガドゥグの国民広場にて献花を行うと共に、退役軍人と交流した。
・21日、スコットランドで開催された世界ログ・リフト大会にてアイアン・ビビ(Iron Biby)氏が自身の世界記録を破り、230kgの丸太を持ち上げ、優勝した。
・21日、ルンビラ(Loumbila)近辺にて乳がん患者や関係者が行進するマルシュ・ローズ(Marche Rose)が開催された。
・23-27日、ワガドゥグにて全国市民権週間(SENAC)が実施され、その一環として23日には各省勤務の公務員が国旗掲揚式に参加した。
・23日、憲兵隊の迅速監視・介入行動グループ(GARSI:Groupe d’Action Rapide de Surveillance et d’Intervention)は、フェイスブック上に、教師が不足している地方の小学校等にて教師の代わりにGARSIの一員が授業を行っている様子を投稿した。
・23日、ワガドゥグの国立財政学院(ENAREF:École Nationale des Régies Financières)第34期生が卒業した。同学院は経済・財務行政の幹部を輩出し、留学生含め194人が卒業した。
・23日、人道的活動省は、ワガドゥグ国際空港近辺で物乞いをする国内避難民30世帯のうち21世帯(約126人)がヤグマ(Yagma)の居住設備への移転と職業訓練の受講に合意させることに成功した。
・24日、ワガドゥグにて「シンボル・イニシアチブ・知識の専門性と内発的標準化のためのグループ(GENESIS)」が記者会見を開き、11月に地方文化基金(FOLC)に関する国内憲章ワークショップを開催することを発表した。
・24日、ブルキナファソ全国労使協議会(CNPB)会長選挙が開催され、コリス・グループのナッサ(Idrissa NASSA)代表が現職のコンパオレ(Apollinaire COMPAORÉ)会長を破り、会長に選出された。
・24日、世界文化賞建築部門を受賞した建築家のケレ(Diébédo Françis KÉRÉ)氏がトラオレ暫定大統領を表敬し、数日前に東京で受賞したメダルを見せつつ、トマ・サンカラ記念碑計画につき意見交換した。
・26-29日、ワガドゥグにて「ワガドゥグ観光・宿泊業界国際サロン(SITHO)」及び「ワガドゥグ観光・宿泊・飲食業界の窓(VITHRO)」が開催され、主賓にニジェール「文化大臣」のアグ・シェフ(Alkhousseini AG CHEKHOU)が招待された。
・26日、FIFAが男子サッカー世界ランキングを発表し、ブルキナファソ男子チームが世界56位、アフリカ10位にランクインしていることが判明した。
・27日、ワガドゥグにて開催された第20回エイズ・性感染症対策国家評議会にて、エイズ有病率が2022年には0.6%まで下がったというUSAIDの統計を確認し、2022年度及び2023年度国家計画の進捗確認を行った。
・27日、ブルキナファソ国際自転車レース(Tour international du Faso)第34回大会が開会し、初日にはワガドゥグ=ポ(Po)間の144kmを71人の走者が競い、ブルキナファソ人のイルブド(Harouna ILBOUDO)選手が第1位で完走した。
・29日、サヘル地方ファラグントゥ(Falagountou)にて、地域住民が、駐屯する憲兵隊及びボランティア兵(VDP)の活動により地域に治安が戻っている旨表明し、憲兵隊及びVDPをねぎらう式典を行った。
 
【治安】
・1日、スム(Soum)県タウレンバ(Taouremba)におけるテロリストの会合を空爆し複数人を無力化した。同テロリストは、住民に対する攻撃を計画していた。
・2日、シェルカンパニーの大量設立等を通じ、25億CFAフラン以上の損失をもたらしたとされる脱税ネットワークが、詐欺対策全国連合(CNLF)により摘発された。
・4日、クリバリ(Kassoum COULIBALY)国防・退役軍人大臣は、11人の軍人を停職処分とした。内訳は、将校8人(大佐1人、中佐3人、司令官4人)、下士官3人(准尉2人、軍曹1人)。
・4日から5日にかけての夜、東部地方のニャニャ(Gnagna)県ボガンデ(Bogande)においてテロリストを攻撃した結果、複数人のテロリストが無力化され、装備品も押収された。
・7日、国防・治安部隊(FDS)が、トゥバ(Touba)とサブロゴ(Sablogo)の森を攻撃し、テロリストの拠点を破壊した。ここ数日、ゾンドマ(Zondoma)県グルシ(Gourcy)近郊のトゥバの森に多くのテロリストが集結し、市民や軍事基地の攻撃を計画していたが、複数の空爆により、同人らは無力化された。クルペロゴ(Koulpelogo)県ラルガエ(Lalgaye)近郊にあるサブロゴの森でも、同様の攻撃が実施された。 
・7-8日、テロリストは、ナラヤ(Nayala)県ビバ(Biba)、ト(To)を襲撃し、その後、更にトの家屋を放火した。FDSは、ディエレ(Diere)の森に所在する大規模なテロリストの拠点を空爆し、複数のテロリストを殺害した。 
・8日、ワガドゥグ市グンガン(Gounghin)地区にてトホブグ(Ismael TOHOBOUGOU)少佐が殺害された。国家不安定化の嫌疑で逮捕状が出されていたところ、逮捕に抵抗して発砲し、兵士を負傷したことから殺害された旨報道されている。
・9日未明、FDSとボランティア兵(VDP)は、スル(Sourou)県ジバッソ(Djibasso)近郊のサディアンコノ(Sadiankono)に所在するVDPの基地を襲撃したテロリストに報復攻撃を実施、多くのテロリスト側の死者及び放棄された武器が認められた。
・10日、米国系メディアが、ブルキナファソの治安情勢がクーデター以来悪化している旨報じた。
・11日未明、国防・治安部隊(FDS)は、グルマ(Gourma)県ヤンバ(Yamba)のFDS拠点を襲撃しようとした少なくとも500人のテロリストを制圧した。同戦闘においてFDSの死傷者も発生した。
・11日から12日の夜にかけて、ヤテンガ(Yatenga)県セゲネガ(Seguenega)の西8キロに位置するシティゴ(Sitigo)に襲撃を計画していた約100人のテロリストが集結した。夜明けとともに、FDSは、同テロリストを空爆し、複数のテロリストが殺害され、バイクや武器が破壊された。また、セリエルド(Selyerdo)近郊で木の下に隠れていたテロリストも無力化された。
・14日、スム(Soum)県トンゴマイエル(Tongomayel)のベレヘデ(Belehede)において襲撃を計画していたと思われるテロリストを空爆した。
・15日朝、FDSとVDPは、ヤテンガ(Yatenga)県ティカレ(Tikare)近郊の基地を攻撃したテロリストと交戦し、複数のテロリストを殺害した。
・16日から19日にかけてテロリストがジボスム(Soum)県ジボ(Djibo)に数発の砲弾を撃ち、その内、2回は、学校の近くであった。過去にも同様の攻撃を受けたことはあったもののこれ程の規模の攻撃はなかった。
・18日、約60人のテロリストがバイクにまたがり、サンマテンガ(Sanmatenga)県シアン(Sian)に所在するボランティア兵(VDP)の拠点を襲撃した。FDSは、同テロリストをバム(Bam)県ズラ(Zoura)まで追跡し空爆した結果、多くのテロリストが殺害された。同空爆を免れた者はスム(Soum)県イナタ(Inata)まで逃走したが、再び空爆により殺害された。同日、スム(Soum)県シルガジ(Silgadji)においてテロリストが集結していることを発見したため空爆し、複数のテロリストが死亡した。
・19日、ボボ=デュラッソにて9人の若者からなる窃盗団が検挙され、自動拳銃2丁、弾薬、バイク、大麻、衣類、タバコ等を押収した。
・20日、同事案を受け国防・治安部隊(FDS)は大規模な作戦を実施し、ジボから約15km離れたテロリストの基地を破壊し、複数のテロリストを無力化した。また、22日にも街の東側で、いくつかの空爆が行われた。ジボは、何人もの有力者が誘拐・殺害されたことから住民は逃亡を余儀なくされ、栄えていた家畜市場もテロリストによる攻撃と都市封鎖により破壊された。
・21日、ロルム(Loroum)県バン(Banh)近郊のミヒティ(Mihity)の森にテロリストの拠点が発見された。バイクに乗車したテロリストが、襲撃のため同所に集結していたことから、複数回空爆した結果、テロリストは一掃された。
・22日、特殊部隊の「幽霊」部隊及び航空部隊は、ウダラン(Oudalan)県グンガム(Goungam)において、少なくとも100人のテロリストを発見したことから空爆し、複数のテロリストが死亡した。同攻撃により逃走したテロリストは、ニジェール方面へ逃走したことからニジェール軍が同テロリストをレレタン(Leletan)まで追跡し殺害した。ブルキナファソ軍当局は、完璧な連携に満足した。
・25日、ワガドゥグ市の複数の地区に於いて、警察の都市衛生・環境局(DPSTU)が学校施設近辺のキオスクを回り、酒類を摘発した。ブルキナファソでは、学生の健康や道徳的品行を損ね、心理的発展に悪影響を及ぼす全ての行為が禁止されている。
・25日、政府系メディアは、FDS及びVDPが中央北部地方に位置する3つの村を暫定政府の管理下に置き、村では一部の行政サービスも再開した旨報道した。
・26日、トラオレ暫定大統領は、グルシー(Gourcy)、ガウア(Gaoua)、コングシ(Kongoussi)、バンフォラ(Banfora)、ソレンゾ(Solenzo)、ボガンデ(Bogande)、ガエリ(Gayeri)7つの迅速介入大隊(BIR:Bataillons d'intervention rapide)を創設するデクレに署名した。
 
 
【日本との関係】
・7日、加藤大使は「学校で柔道を」イベントに参加した。
・14日、加藤大使は公邸にて日本の漫画・アニメを紹介する催し「オタクの夕べ」を主催した。
・19日、加藤大使とルアンバ外相との間で令和5年度食糧援助(KR)の署名と書簡の交換が行われた。
・19日、加藤大使はJICAの技術協力「道路維持管理能力向上プロジェクト」の一環となる、舗装道路の補修・維持管理研修を視察した。
・24日、加藤大使はSHEPアプローチの研修会公式に参加した。
・27日、加藤大使は離任挨拶のため、トラオレ暫定大統領を表敬した。
・30日、加藤大使は離任した。
 
(了)