ブルキナファソ月報(2025年5月)
令和7年6月9日
主な出来事
【内政】
・2日:閣議にて、学校試験に合格した生徒を対象とした義務的な愛国心教育プログラムの導入を定める大統領令が採択された。
【外政・協力】
・10日:対ドイツ戦勝記念日の式典出席のためロシアを公式訪問中のトラオレ大統領はプーチン大統領と会談した。
・16日:ソンコ(Ousmane SONKO)セネガル首相が「トマ・サンカラ及び12人の同志」霊廟開始式出席のためブルキナファソを訪問し、ウエドラオゴ首相及びトラオレ大統領を表敬訪問した。
【治安】
・11日:サヘル地方スム(Soum)県ジボ(Djibo)にて軍拠点がJNIMの攻撃を受け十数人の民間人及び軍人が死亡した。北部地方ロルム(Loroum)県ソレ(Solle)、中央北部地方バム(Bam)県サブセ(Sabce)、中央東部地方クルペロゴ(Koulpelogo)県ヨンデ(Yonde)など、複数の地域も標的となった。
・2日:閣議にて、学校試験に合格した生徒を対象とした義務的な愛国心教育プログラムの導入を定める大統領令が採択された。
【外政・協力】
・10日:対ドイツ戦勝記念日の式典出席のためロシアを公式訪問中のトラオレ大統領はプーチン大統領と会談した。
・16日:ソンコ(Ousmane SONKO)セネガル首相が「トマ・サンカラ及び12人の同志」霊廟開始式出席のためブルキナファソを訪問し、ウエドラオゴ首相及びトラオレ大統領を表敬訪問した。
【治安】
・11日:サヘル地方スム(Soum)県ジボ(Djibo)にて軍拠点がJNIMの攻撃を受け十数人の民間人及び軍人が死亡した。北部地方ロルム(Loroum)県ソレ(Solle)、中央北部地方バム(Bam)県サブセ(Sabce)、中央東部地方クルペロゴ(Koulpelogo)県ヨンデ(Yonde)など、複数の地域も標的となった。
【内政】
・2日:閣議にて、学校試験に合格した生徒を対象とした義務的な愛国心教育プログラムの導入を定める大統領令が採択された。
・2日:閣議にて、2026年から2028年までの財務・経済計画書が採択された。
・3日:ウエドラオゴ首相が政府広報局(SIG)に対して行った単独インタビューが公開された。
・9日:ウエドラオゴ首相は国家開発大綱(Politique nationale de développment)の年次会議を主宰した。
・14日:閣議にて、アンスティテュ・デ・プープル・ノワール/ファラフィナ(Institut des Peuples Noirs/Farafina)の設立を定める大統領令が採択された。
・14日:閣議にて、高等軍事教育機関の設立を定める政令が採択された。
・14日:閣議にて、個人情報の登録、個人識別番号の発行を定める政令が採択された。
・14日:閣議にて、2024年度予算の執行状況及び国家財政状況に関する報告書が採択された。2024年度国家予算が、歳入2兆9,476億7,000万CFAフラン、歳出3兆6,661億3,000万CFAフランでであり、それぞれ年間見込額3兆1,556億5,000万CFAフラン、3兆7,061億2,000万CFAフランに対して執行された。
・17日:ウエドラオゴ首相は「トマ・サンカラ及び12人の同志」霊廟開始式を主宰した。
・20日:ウエドラオゴ(Pingdwendé Gilbert OUÉDRAOGO)広報・文化・芸術及び観光大臣兼政府報道官は政府広報局(SIG)及び各省の広報・報道担当課長(DCRP:Directeurs de communication et des relations presse)の初の協議を主催し、政府広報の現在の課題につき意見交換した。
・22日:トラオレ大統領はオーバッサン地方にて、約104億CFAフラン相当の農業・牧畜用機材をソンビエ(Ismaël SOMBIÉ)国務大臣兼農業・畜産・水産資源大臣に引き渡した。
・22日:サンポレ(Célestin SIMPORÉ)国務大臣兼国防・退役軍人大臣は、愛国支援基金により調達された、約60億CFA相当以上と推測される車両及び支援装備の引渡し式を主催した。
・22日:トラオレ大統領はボボデュラッソ郊外ペニ(Péni)のカシューナッツ加工工場起工式を主宰した。
・23日:トラオレ大統領はボボデュラッソ工業地区のカシューナッツ新会社(SN ANATRANS SA)を訪問し、従業者を激励した。
・23日:トラオレ大統領はオーバッサン地方のウエザン・クリバリ基地(camp Ouezzin-COULIBALY)内に位置するタンゲ・ウワタラ軍事病院(hôpital militaire Tanguet-OUATTARA)を訪問し、医療従事者を激励した。
・26日:カルググ(Robert Lucien Jean-Claude KARGOUGOU)保健大臣は記者会見にてジェネリック医薬品の販売価格引下げを発表した。
・28日:閣議にて、2025年の治安相の特定プロジェクトに関する計画書が採択された。プロジェクトは約96億CFAフランの総費用が見込まれ、特定の装備や制服の調達、暗号化ローカルサーバーを含むビデオ監視システムの研究・導入などが含まれる。
・28日:閣議にて、各省の管理評議会(CASEM:Conseil d’administration du secteur ministériel)及び運営委員会(Conseil de direction)の構成を改正する政令が採択された。
・28日:国土行政・モビリティ省は声明にて、15日の「慣習と伝統の記念日」以来、SNS上で特定の宗教を攻撃し憎悪と分断を増幅する言論が広がっていることを懸念し、国民に対し注意を呼びかけた。
・30日:バロ(Roger BARO)環境・水・衛生大臣はボボデュラッソ市内で開催された、医療用植物の普及促進に向けたステークホルダーとの連携強化を目的とした公開会議を主催した。
・30日:ウエドラオゴ首相及びポダ(Serge Gnaniodem PODA)産業・商業・手工業大臣は産業復興政策の一環である構造改革プロジェクトの進捗状況を確認するため、国営ブルキナファソ醸造会社(SN-BRAFASO:Les brasseries du Faso)建設現場を訪問した。
・30日:ゼルボ(Émile ZERBO)国務大臣兼国土行政・モビリティ大臣はワガドゥグ市内で開催された第16回改良植物品種種子見本市の開会式を主宰した。
・31日:ウエドラオゴ首相以下閣僚一行は大都市の革新を目指す大統領イニシアティブ「ファソ・メボ(Faso Mêbo)」生産拠点を訪問し、150トンのセメントを寄付した。
【外政・協力】
・2日:ウエドラオゴ(Ahmed OUEDRAOGO)治安省次官は、ドイツのUNDPに対する支援により獲得した100台の自動二輪車を憲兵隊に引き渡した。
・3日:ブグマ(Ousmane BOUGOUMA)ALT議長はガボン・リーブルビルを訪問し、ンゲマ(Brice Clotaire Olingui NGUEMA)ガボン大統領就任式に出席した。
・8日:トラオレ大統領は対ドイツ戦勝記念日の式典出席のためロシア・モスクワを公式訪問し、マドゥロ(Nicolas MADURO)ベネズエラ大統領と会談した。
・8-28日:中国・北京にて国際メディアセミナーが開催され、ブルキナファソから22人が参加した。
9日:カブレ/カボレ(Bebgnasgnan Stella Eldine KABRÉ/KABORÉ)外務・地域協力及び国外ブルキナファソ人大臣付地域協力担当大臣は当地ロシア大使館が主催した対ドイツ戦勝記念日式典に出席した。
・9日:ロシアを公式訪問中のトラオレ大統領は対ドイツ戦勝記念日の式典に出席した。
・9日:ロシアを公式訪問中のトラオレ大統領はロシア連邦議会下院の代表団と会談した。
・9日:ロシアを公式訪問中のトラオレ大統領はAES国防大臣と会談した。
・10日:ロシアを公式訪問中のトラオレ大統領はプーチン大統領と会談した。
・10日:ロシアを公式訪問中のトラオレ大統領はドミトリ・メンデレーエフ科学技術大学にて、ロシアの大学で学ぶアフリカ人学生を激励した。
・12日:ゼルボ国務大臣兼国土行政・モビリティ大臣はワガドゥグ郊外のインフラ、水道、衛生、公共交通に関するプロジェクトにつきアフリカ開発銀行の代表団と協議した。
・13日:廬当地中国大使は17億CFAフラン相当と推定される、1,629.9トンのコメの引渡し式を主宰した。
・13日:トラオレ大統領がロシアを公式訪問中に応じたロシア系メディア「RT」への単独インタビューが公開された。
・16日:ソンコ(Ousmane SONKO)セネガル首相が「トマ・サンカラ及び12人の同志」霊廟開始式出席のためブルキナファソを訪問し、ウエドラオゴ首相及びトラオレ大統領を表敬訪問した。
・17日:ブルキナファソ訪問中のソンコ・セネガル首相がウエドラオゴ首相と作業会合を開催した。
・17日:ハリナ(Allah-Maye HALINA)チャド首相が「トマ・サンカラ及び12人の同志」霊廟開始式出席のためブルキナファソを訪問した。
・18日:ウエドラオゴ首相はワガドゥグ第5区に新造された道路命名式を主宰した。道路は、サンカラ元大統領を支援したローリングス・ガーナ元大統領にちなんで名付けられ、式典にはローリングス家一行も出席した。
・19日:カルググ保健大臣はスイス・ジュネーブを訪問し、第78回WHO総会に出席した。
・19日:ダッフェ(Mamou DAFFÉ)マリ手工業・文化・ホテル産業・観光大臣はブルキナファソを訪問し、トラオレ大統領との表敬訪問でAES歌「ラ・コンフェデラル(La Confédérale)」草案を提出した。
・20日:アール・ナヒヤーン(Sheikh Shakbout Bin Nahyan AL NAHYAN)アラブ首長国連邦外務大臣補佐官はブルキナファソを友好実務訪問し、トラオレ大統領に表敬訪問した。
・19-21日:バヤラ(Edasso Rodrigue BAYALA)司法・人権・機関関係・国璽大臣はロシア・サンクトペテルブルクを訪問し、第13回サンクトペテルブルク国際司法フォーラムに出席した。
・22日:ウエドラオゴ首相はAES青年担当大臣と会談した。
・22日:トラオレ外務・地域協力・在外ブルキナファソ人大臣はマリ・バマコを訪問し、ほか2名のAES外務大臣とともにECOWAS委員会委員長との協議に出席した。協議後、AES-ECOWAS共同声明が発出された。
・22日:バロ環境・水・衛生大臣はロシア・サンクトペテルブルクを訪問し、サンクトペテルブルク国際生態学会議に出席した。
・23日:シマン(Leonardo Santos SIMAO)国連事務総長特別代表(SRSG)兼西アフリカ・サヘル地域事務所(UNOWAS)代表はブルキナファソを訪問し、ウエドラオゴ首相と会談した。
・26日:廬当地中国大使は離任挨拶のためウエドラオゴ首相を表敬訪問した。
・27日:スティーブンス(Will STEVENS)米国国務次官補(西アフリカ担当)はブルキナファソを訪問し、トラオレ外務・地域協力・在外ブルキナファソ人大臣と会談した。
・28日:閣議にて、マドリッド(Edwin Pitty MADRID)氏の駐ブルキナファソ・パナマ特命全権大使(キューバ常駐)任命に対するアグレマンが了承された。
・28日:閣議にて、ICAO条約の第50条(a)及び第56条改正議定書を批准する政令が採択された。
・29-30日:バヤラ司法・人権・機関関係・国璽大臣はマリ・バマコを訪問し、AES司法・人権担当大臣閣僚会合に出席した。
【経済・社会・文化】
・15日:慣習と伝統の記念日(祝日)。
・14日:仏系メディア「Jeune Afrique」は、ブルキナファソ当局が2024年鉱業法の一部を遡及適用し、政府の無償持ち株を15%(旧法から5%増)とすることで鉱山業者と交渉している旨報じた。
・16日:ゼルボ国務大臣兼国土行政・モビリティ大臣は342名の巡礼者を乗せた2025年メッカ巡礼第1便の出発を見送った。
・17日:1983年に暗殺されたサンカラ元大統領ほか12人の同志を追悼する施設を建設する「サンカラ記念複合施設プロジェクト」が始動した。
・22日:仏系メディア「RFI」は、トラオレ大統領を称える294本のディープフェイク動画がAIによって作成・拡散されている旨報じた。
・29日:キリスト昇天祭(祝日)。
【治安】
・2日:中央東部地方のサウェンガ(Sawenga)の森の下に武装グループの密集が確認され、国軍が空爆を実施した。
・2日:中央北部地方ナメンテンガ(Namentenga)県ブルサ(Boulsa)にて、テロリストの部隊が別のグループに加わったところを追跡され、国軍による攻撃を受けた。
・2日:東部地方グルマ(Gourma)県ディアボ(Diabo)では、別の敵の接近の試みも空爆によって阻止された。
・3日:W国立公園で主要なテロリストの陣地が発見され、爆撃された。
・3日:地上部隊はブークル・ドュ・ムフン地方コッシ(Kossi)県ヌナ(Nouna)のティッセ(Tisse)で待ち伏せを行い、複数の敵を無力化し、装備を押収した。
・5日:迅速介入大隊(BIR)の第21部隊は北部地方ロルム(Loroum)県ティタオ(Titao)で敵の監視員に待ち伏せ攻撃をすることに成功した。
・5日:ブークル・ドゥ・ムフン地方スル(Sourou)県トゥガン(Tougan)での攻撃的偵察により、部隊は数人の犯罪者を無力化し、装備を回収した。
・6日:サヘル地域で犯罪者が金の採掘場を襲撃したが、金鉱職人らが撃退した。
・6日:東部地方タポア(Tapoa)県ナガレ(Nagare)では、村の近くで発見されたテロリスト集団が空爆で殲滅させられた。
・6日:ブークル・ドゥ・ムフン地方スル(Sourou)渓谷で重要な敵の拠点が発見され、激しい砲撃が成功裏に行われた。
・8日:東部地方ニャニャ(Gnagna)県ボガンデ(Bogande)で激しい戦闘を繰り広げていたクリ(Kouri)のVDPは、攻撃を退けて陣地を守り抜いた。航空部隊は逃走した攻撃者を追跡し、複数の攻撃を行った。
・8日:ブークル・ドゥ・ムフン地方コッシ県ジバッソ(Djibasso)では、攻撃的偵察により、犯罪者を無力化し、装備を回収した。
・11日:サヘル地方スム(Soum)県ジボ(Djibo)にて軍拠点がJNIMの攻撃を受け十数人の民間人及び軍人が死亡した。北部地方ロルム(Loroum)県ソレ(Solle)、中央北部地方バム(Bam)県サブセ(Sabce)、中央東部地方クルペロゴ(Koulpelogo)県ヨンデ(Yonde)など、複数の地域も標的となった。
・12日:NGOのヒューマンライツウォッチ(HRW)は、3月10-11日にブークル・デュ・ムフン地方バンワ(Banwa)県ソレンゾ(Solenzo)にて発生した殺戮事件にて少なくとも130人が犠牲になったと発表した。
・13日:東部地方コンピエンガ(Kompienga)県パマ(Pama)では、BIR第25部隊が攻撃偵察を行い、敵と接触し、数人の戦闘機を無力化し、装備を押収した。
・13日:ソレ(Sore)にて、待ち伏せを準備している敵部隊が前線観測員に発見された。テロリストのリーダーが基地まで尾行され、その後、地上部隊と連携した攻撃によって標的にされ、破壊された。
・13日:コートジボワール国境のディダ(Dida)の森で、バンフォラとその周辺に対する脅威計画の情報に関する大規模な作戦が開始された。
・14-15日:中央北部地方ナメンテンガ(Namentenga)県シルマンゲ(Silmangue)で、コソゲ(Kossogue)にある木の下に隠れていた犯罪者が発見され、BIR第9及び第20部隊の攻撃や空爆を受け、逃走を阻止された。
・18日:サヘル地方セノ(Seno)県ドリ(Dori)=ニジェールのティラベリ(Tillaberi)地方テラ(Tera)間で、武装した強盗団の攻撃によりトラック運転手3人が死亡した。
(了)
・2日:閣議にて、学校試験に合格した生徒を対象とした義務的な愛国心教育プログラムの導入を定める大統領令が採択された。
・2日:閣議にて、2026年から2028年までの財務・経済計画書が採択された。
・3日:ウエドラオゴ首相が政府広報局(SIG)に対して行った単独インタビューが公開された。
・9日:ウエドラオゴ首相は国家開発大綱(Politique nationale de développment)の年次会議を主宰した。
・14日:閣議にて、アンスティテュ・デ・プープル・ノワール/ファラフィナ(Institut des Peuples Noirs/Farafina)の設立を定める大統領令が採択された。
・14日:閣議にて、高等軍事教育機関の設立を定める政令が採択された。
・14日:閣議にて、個人情報の登録、個人識別番号の発行を定める政令が採択された。
・14日:閣議にて、2024年度予算の執行状況及び国家財政状況に関する報告書が採択された。2024年度国家予算が、歳入2兆9,476億7,000万CFAフラン、歳出3兆6,661億3,000万CFAフランでであり、それぞれ年間見込額3兆1,556億5,000万CFAフラン、3兆7,061億2,000万CFAフランに対して執行された。
・17日:ウエドラオゴ首相は「トマ・サンカラ及び12人の同志」霊廟開始式を主宰した。
・20日:ウエドラオゴ(Pingdwendé Gilbert OUÉDRAOGO)広報・文化・芸術及び観光大臣兼政府報道官は政府広報局(SIG)及び各省の広報・報道担当課長(DCRP:Directeurs de communication et des relations presse)の初の協議を主催し、政府広報の現在の課題につき意見交換した。
・22日:トラオレ大統領はオーバッサン地方にて、約104億CFAフラン相当の農業・牧畜用機材をソンビエ(Ismaël SOMBIÉ)国務大臣兼農業・畜産・水産資源大臣に引き渡した。
・22日:サンポレ(Célestin SIMPORÉ)国務大臣兼国防・退役軍人大臣は、愛国支援基金により調達された、約60億CFA相当以上と推測される車両及び支援装備の引渡し式を主催した。
・22日:トラオレ大統領はボボデュラッソ郊外ペニ(Péni)のカシューナッツ加工工場起工式を主宰した。
・23日:トラオレ大統領はボボデュラッソ工業地区のカシューナッツ新会社(SN ANATRANS SA)を訪問し、従業者を激励した。
・23日:トラオレ大統領はオーバッサン地方のウエザン・クリバリ基地(camp Ouezzin-COULIBALY)内に位置するタンゲ・ウワタラ軍事病院(hôpital militaire Tanguet-OUATTARA)を訪問し、医療従事者を激励した。
・26日:カルググ(Robert Lucien Jean-Claude KARGOUGOU)保健大臣は記者会見にてジェネリック医薬品の販売価格引下げを発表した。
・28日:閣議にて、2025年の治安相の特定プロジェクトに関する計画書が採択された。プロジェクトは約96億CFAフランの総費用が見込まれ、特定の装備や制服の調達、暗号化ローカルサーバーを含むビデオ監視システムの研究・導入などが含まれる。
・28日:閣議にて、各省の管理評議会(CASEM:Conseil d’administration du secteur ministériel)及び運営委員会(Conseil de direction)の構成を改正する政令が採択された。
・28日:国土行政・モビリティ省は声明にて、15日の「慣習と伝統の記念日」以来、SNS上で特定の宗教を攻撃し憎悪と分断を増幅する言論が広がっていることを懸念し、国民に対し注意を呼びかけた。
・30日:バロ(Roger BARO)環境・水・衛生大臣はボボデュラッソ市内で開催された、医療用植物の普及促進に向けたステークホルダーとの連携強化を目的とした公開会議を主催した。
・30日:ウエドラオゴ首相及びポダ(Serge Gnaniodem PODA)産業・商業・手工業大臣は産業復興政策の一環である構造改革プロジェクトの進捗状況を確認するため、国営ブルキナファソ醸造会社(SN-BRAFASO:Les brasseries du Faso)建設現場を訪問した。
・30日:ゼルボ(Émile ZERBO)国務大臣兼国土行政・モビリティ大臣はワガドゥグ市内で開催された第16回改良植物品種種子見本市の開会式を主宰した。
・31日:ウエドラオゴ首相以下閣僚一行は大都市の革新を目指す大統領イニシアティブ「ファソ・メボ(Faso Mêbo)」生産拠点を訪問し、150トンのセメントを寄付した。
【外政・協力】
・2日:ウエドラオゴ(Ahmed OUEDRAOGO)治安省次官は、ドイツのUNDPに対する支援により獲得した100台の自動二輪車を憲兵隊に引き渡した。
・3日:ブグマ(Ousmane BOUGOUMA)ALT議長はガボン・リーブルビルを訪問し、ンゲマ(Brice Clotaire Olingui NGUEMA)ガボン大統領就任式に出席した。
・8日:トラオレ大統領は対ドイツ戦勝記念日の式典出席のためロシア・モスクワを公式訪問し、マドゥロ(Nicolas MADURO)ベネズエラ大統領と会談した。
・8-28日:中国・北京にて国際メディアセミナーが開催され、ブルキナファソから22人が参加した。
9日:カブレ/カボレ(Bebgnasgnan Stella Eldine KABRÉ/KABORÉ)外務・地域協力及び国外ブルキナファソ人大臣付地域協力担当大臣は当地ロシア大使館が主催した対ドイツ戦勝記念日式典に出席した。
・9日:ロシアを公式訪問中のトラオレ大統領は対ドイツ戦勝記念日の式典に出席した。
・9日:ロシアを公式訪問中のトラオレ大統領はロシア連邦議会下院の代表団と会談した。
・9日:ロシアを公式訪問中のトラオレ大統領はAES国防大臣と会談した。
・10日:ロシアを公式訪問中のトラオレ大統領はプーチン大統領と会談した。
・10日:ロシアを公式訪問中のトラオレ大統領はドミトリ・メンデレーエフ科学技術大学にて、ロシアの大学で学ぶアフリカ人学生を激励した。
・12日:ゼルボ国務大臣兼国土行政・モビリティ大臣はワガドゥグ郊外のインフラ、水道、衛生、公共交通に関するプロジェクトにつきアフリカ開発銀行の代表団と協議した。
・13日:廬当地中国大使は17億CFAフラン相当と推定される、1,629.9トンのコメの引渡し式を主宰した。
・13日:トラオレ大統領がロシアを公式訪問中に応じたロシア系メディア「RT」への単独インタビューが公開された。
・16日:ソンコ(Ousmane SONKO)セネガル首相が「トマ・サンカラ及び12人の同志」霊廟開始式出席のためブルキナファソを訪問し、ウエドラオゴ首相及びトラオレ大統領を表敬訪問した。
・17日:ブルキナファソ訪問中のソンコ・セネガル首相がウエドラオゴ首相と作業会合を開催した。
・17日:ハリナ(Allah-Maye HALINA)チャド首相が「トマ・サンカラ及び12人の同志」霊廟開始式出席のためブルキナファソを訪問した。
・18日:ウエドラオゴ首相はワガドゥグ第5区に新造された道路命名式を主宰した。道路は、サンカラ元大統領を支援したローリングス・ガーナ元大統領にちなんで名付けられ、式典にはローリングス家一行も出席した。
・19日:カルググ保健大臣はスイス・ジュネーブを訪問し、第78回WHO総会に出席した。
・19日:ダッフェ(Mamou DAFFÉ)マリ手工業・文化・ホテル産業・観光大臣はブルキナファソを訪問し、トラオレ大統領との表敬訪問でAES歌「ラ・コンフェデラル(La Confédérale)」草案を提出した。
・20日:アール・ナヒヤーン(Sheikh Shakbout Bin Nahyan AL NAHYAN)アラブ首長国連邦外務大臣補佐官はブルキナファソを友好実務訪問し、トラオレ大統領に表敬訪問した。
・19-21日:バヤラ(Edasso Rodrigue BAYALA)司法・人権・機関関係・国璽大臣はロシア・サンクトペテルブルクを訪問し、第13回サンクトペテルブルク国際司法フォーラムに出席した。
・22日:ウエドラオゴ首相はAES青年担当大臣と会談した。
・22日:トラオレ外務・地域協力・在外ブルキナファソ人大臣はマリ・バマコを訪問し、ほか2名のAES外務大臣とともにECOWAS委員会委員長との協議に出席した。協議後、AES-ECOWAS共同声明が発出された。
・22日:バロ環境・水・衛生大臣はロシア・サンクトペテルブルクを訪問し、サンクトペテルブルク国際生態学会議に出席した。
・23日:シマン(Leonardo Santos SIMAO)国連事務総長特別代表(SRSG)兼西アフリカ・サヘル地域事務所(UNOWAS)代表はブルキナファソを訪問し、ウエドラオゴ首相と会談した。
・26日:廬当地中国大使は離任挨拶のためウエドラオゴ首相を表敬訪問した。
・27日:スティーブンス(Will STEVENS)米国国務次官補(西アフリカ担当)はブルキナファソを訪問し、トラオレ外務・地域協力・在外ブルキナファソ人大臣と会談した。
・28日:閣議にて、マドリッド(Edwin Pitty MADRID)氏の駐ブルキナファソ・パナマ特命全権大使(キューバ常駐)任命に対するアグレマンが了承された。
・28日:閣議にて、ICAO条約の第50条(a)及び第56条改正議定書を批准する政令が採択された。
・29-30日:バヤラ司法・人権・機関関係・国璽大臣はマリ・バマコを訪問し、AES司法・人権担当大臣閣僚会合に出席した。
【経済・社会・文化】
・15日:慣習と伝統の記念日(祝日)。
・14日:仏系メディア「Jeune Afrique」は、ブルキナファソ当局が2024年鉱業法の一部を遡及適用し、政府の無償持ち株を15%(旧法から5%増)とすることで鉱山業者と交渉している旨報じた。
・16日:ゼルボ国務大臣兼国土行政・モビリティ大臣は342名の巡礼者を乗せた2025年メッカ巡礼第1便の出発を見送った。
・17日:1983年に暗殺されたサンカラ元大統領ほか12人の同志を追悼する施設を建設する「サンカラ記念複合施設プロジェクト」が始動した。
・22日:仏系メディア「RFI」は、トラオレ大統領を称える294本のディープフェイク動画がAIによって作成・拡散されている旨報じた。
・29日:キリスト昇天祭(祝日)。
【治安】
・2日:中央東部地方のサウェンガ(Sawenga)の森の下に武装グループの密集が確認され、国軍が空爆を実施した。
・2日:中央北部地方ナメンテンガ(Namentenga)県ブルサ(Boulsa)にて、テロリストの部隊が別のグループに加わったところを追跡され、国軍による攻撃を受けた。
・2日:東部地方グルマ(Gourma)県ディアボ(Diabo)では、別の敵の接近の試みも空爆によって阻止された。
・3日:W国立公園で主要なテロリストの陣地が発見され、爆撃された。
・3日:地上部隊はブークル・ドュ・ムフン地方コッシ(Kossi)県ヌナ(Nouna)のティッセ(Tisse)で待ち伏せを行い、複数の敵を無力化し、装備を押収した。
・5日:迅速介入大隊(BIR)の第21部隊は北部地方ロルム(Loroum)県ティタオ(Titao)で敵の監視員に待ち伏せ攻撃をすることに成功した。
・5日:ブークル・ドゥ・ムフン地方スル(Sourou)県トゥガン(Tougan)での攻撃的偵察により、部隊は数人の犯罪者を無力化し、装備を回収した。
・6日:サヘル地域で犯罪者が金の採掘場を襲撃したが、金鉱職人らが撃退した。
・6日:東部地方タポア(Tapoa)県ナガレ(Nagare)では、村の近くで発見されたテロリスト集団が空爆で殲滅させられた。
・6日:ブークル・ドゥ・ムフン地方スル(Sourou)渓谷で重要な敵の拠点が発見され、激しい砲撃が成功裏に行われた。
・8日:東部地方ニャニャ(Gnagna)県ボガンデ(Bogande)で激しい戦闘を繰り広げていたクリ(Kouri)のVDPは、攻撃を退けて陣地を守り抜いた。航空部隊は逃走した攻撃者を追跡し、複数の攻撃を行った。
・8日:ブークル・ドゥ・ムフン地方コッシ県ジバッソ(Djibasso)では、攻撃的偵察により、犯罪者を無力化し、装備を回収した。
・11日:サヘル地方スム(Soum)県ジボ(Djibo)にて軍拠点がJNIMの攻撃を受け十数人の民間人及び軍人が死亡した。北部地方ロルム(Loroum)県ソレ(Solle)、中央北部地方バム(Bam)県サブセ(Sabce)、中央東部地方クルペロゴ(Koulpelogo)県ヨンデ(Yonde)など、複数の地域も標的となった。
・12日:NGOのヒューマンライツウォッチ(HRW)は、3月10-11日にブークル・デュ・ムフン地方バンワ(Banwa)県ソレンゾ(Solenzo)にて発生した殺戮事件にて少なくとも130人が犠牲になったと発表した。
・13日:東部地方コンピエンガ(Kompienga)県パマ(Pama)では、BIR第25部隊が攻撃偵察を行い、敵と接触し、数人の戦闘機を無力化し、装備を押収した。
・13日:ソレ(Sore)にて、待ち伏せを準備している敵部隊が前線観測員に発見された。テロリストのリーダーが基地まで尾行され、その後、地上部隊と連携した攻撃によって標的にされ、破壊された。
・13日:コートジボワール国境のディダ(Dida)の森で、バンフォラとその周辺に対する脅威計画の情報に関する大規模な作戦が開始された。
・14-15日:中央北部地方ナメンテンガ(Namentenga)県シルマンゲ(Silmangue)で、コソゲ(Kossogue)にある木の下に隠れていた犯罪者が発見され、BIR第9及び第20部隊の攻撃や空爆を受け、逃走を阻止された。
・18日:サヘル地方セノ(Seno)県ドリ(Dori)=ニジェールのティラベリ(Tillaberi)地方テラ(Tera)間で、武装した強盗団の攻撃によりトラック運転手3人が死亡した。
(了)