ブルキナファソ月報(2025年6月)
令和7年7月4日
主な出来事
【内政】
・9日:大統領府の国旗掲揚式にてAESの歌「サヘル・ベンカン(Sahel benkan)」が初めて演奏された。
・11日:閣議にて、国内複数民間企業から国が接収していた鉱山資産の国営企業への譲渡を決定する政令が採択された。
・18日:閣議にて、秩序及び規律を維持するための市民部隊「ラーバル部隊(Brigade Laabal)」の設立を決定する政令が採択された。
【外政】
・3日:トラオレ(Karamoko Jean Marie TRAORÉ)外務・地域協力・在外ブルキナファソ人大臣はカザフスタンに友好実務訪問し、ヌルトレウ(Murat NURTLEU)カザフスタン副首相兼外務大臣と会談した。
・11日:トラオレ外務大臣は中国長沙市にて開催されたFOCACフォローアップ閣僚級会合に出席した。
・19日:ウエドラオゴ首相は当地訪問中のラッセルUNICEF事務局長と会談した。
【経済(含む経済協力)】
・17日:ナカナボ(Aboubakar NACANABO)経済・財務大臣及びアル・ジャサー(Muhammad AL JASSER)イスラム開発銀行頭取との間で1,878億ユーロ相当の経済支援協定の署名が行われた。
・20日:IMF理事会は、ブルキナファソの拡大クレジットファシリティ(ECF)第3回レビューを完了し、約3,280万米ドルの即時融資が可能になった。
・9日:大統領府の国旗掲揚式にてAESの歌「サヘル・ベンカン(Sahel benkan)」が初めて演奏された。
・11日:閣議にて、国内複数民間企業から国が接収していた鉱山資産の国営企業への譲渡を決定する政令が採択された。
・18日:閣議にて、秩序及び規律を維持するための市民部隊「ラーバル部隊(Brigade Laabal)」の設立を決定する政令が採択された。
【外政】
・3日:トラオレ(Karamoko Jean Marie TRAORÉ)外務・地域協力・在外ブルキナファソ人大臣はカザフスタンに友好実務訪問し、ヌルトレウ(Murat NURTLEU)カザフスタン副首相兼外務大臣と会談した。
・11日:トラオレ外務大臣は中国長沙市にて開催されたFOCACフォローアップ閣僚級会合に出席した。
・19日:ウエドラオゴ首相は当地訪問中のラッセルUNICEF事務局長と会談した。
【経済(含む経済協力)】
・17日:ナカナボ(Aboubakar NACANABO)経済・財務大臣及びアル・ジャサー(Muhammad AL JASSER)イスラム開発銀行頭取との間で1,878億ユーロ相当の経済支援協定の署名が行われた。
・20日:IMF理事会は、ブルキナファソの拡大クレジットファシリティ(ECF)第3回レビューを完了し、約3,280万米ドルの即時融資が可能になった。
・3日:外務・地域協力・在外ブルキナファソ人省は、AESの設立やECOWASからの離脱といった地域的再編に伴うヒトやモノの自由な移動に関する新たな課題に関し、ワガドゥグ空港の管理当局を対象とした協議枠組みを開始した。
・9日:大統領府の国旗掲揚式にてAESの歌「サヘル・ベンカン(Sahel benkan)」が初めて演奏された。
・11日:閣議にて、国内複数民間企業から国が接収していた鉱山資産の国営企業への譲渡を決定する政令が採択された。
・12日:外務・地域協力・在外ブルキナファソ人省は、国際条約・協定の締結に関する第3回セミナーを開催し、国際約束の締結・実施プロセスにおける外務省の役割、国際約束の締結プロセス及び国家の対外活動の調整につき協議した。
・18日:閣議にて、秩序及び規律を維持するための市民部隊「ラーバル部隊(Brigade Laabal)」の設立を決定する政令が採択された。
・23日:トラオレ大統領は汚職対策国家管理高等局(ASCE-LC)のコンパオレ(Lassané COMPAORÉ)長官の表敬訪問を受け、2023年活動報告書を受けとった。同年の汚職による損害額は30億CFAフランを超える。
【外政】
・2日:カブレ/カボレ(Bebgnasgnan Stella Eldine KABRÉ/KABORÉ)外務・地域協力・在外ブルキナファソ人大臣付地域協力担当大臣はトーゴを訪問し、第3回アフリカ政治同盟(APA:Alliance Politique Africaine)閣僚会議に出席し、演説した。
・3日:トラオレ(Karamoko Jean Marie TRAORÉ)外務・地域協力・在外ブルキナファソ人大臣はカザフスタンに友好実務訪問し、ヌルトレウ(Murat NURTLEU)カザフスタン副首相兼外務大臣と会談した。
・10日:カブレ/カボレ地域協力担当大臣はトーマス(Nardos Bekele THOMAS)AU開発機関(AUDA-NEPAD)事務局長の表敬訪問を受けた。
・11日:トラオレ外務大臣は中国長沙市にて開催されたFOCACフォローアップ閣僚級会合に出席した。
・11日:中国訪問中のトラオレ外務大臣は王毅党中央政治局委員兼外交部長と会見した。
・12日:IAEA理事会にて対イラン核開発非難決議が採択された際、ブルキナファソがロシア及び中国とともに反対票を投じた。
・13日:カブレ/カボレ地域協力担当大臣はミーナ(Om Prakash MEENA)当地インド大使と会談した。ミーナ大使は、インドがブルキナファソに1,000トンのコメを贈与する旨発表した。
・16日:トラオレ外務大臣はブルキナファソへの投資に関心を持つドイツ、オーストリア及びカタールからの外国投資家・実業家団体とそれぞれ会談した。
・17日:トラオレ外務大臣は当地を公式訪問したテテ(Antonio TÉTÉ)アンゴラ外務大臣と会談した。
・17日:トラオレ大統領はAU議長のロレンソ(Joao LOURENCO)アンゴラ大統領のメッセージを携えたテテ特使と会談した。
・18日:トラオレ外務大臣は当地訪問中のラッセル(Catherine RUSSEL)UNICEF事務局長と会談した。
・19日:ウエドラオゴ首相は当地訪問中のラッセルUNICEF事務局長と会談した。
・20日:ウエドラオゴ首相は当地訪問中のフランコ(Daniel FRANCO)ダニエル・フランコ研究所長と会談した。同研究所は、動物の品種改良と持続可能な畜産で知られるブラジルの機関。
・26日:信任状捧呈式が行われ、レトゥレタ(Enith Perez RETURETA)当地キューバ大使、ホッカチ・エシルゲン(Feriba Duygu HOKKACI ESIRGEN)当地トルコ大使、ミーナ(Om Prakash MEENA)当地インド大使、ブスグ・ブスグ(Fabrice BOUSSOUGOU BOUSSOUGOU)当地ガボン大使(コートジボワール常駐)、ンバ・ンチャマ(Moises MBA NCHAMA)当地赤道ギニア大使(コートジボワール常駐)、カイサンバ(Hassan KAISAMBA)当地シエラレオネ大使(ガーナ常駐)、ユベルティ(Laure HUBERTY)当地ルクセンブルク大使(セネガル常駐)及びバシャール(Abul Hasnat Mohammad Khairul BASHAR)当地バングラデシュ大使(リビア常駐)がそれぞれトラオレ大統領に信任状を捧呈した。
・26日:バロ(Roger BARO)環境・水・衛生大臣はマリ・バマコにて開催された汎アフリカ緑の壁機関(APGMV:Agence Panafricaine de la Grande Muraille Verte)第10回通常閣僚会合に出席し、AUが定めた緑の壁に関する新たな大陸戦略を検討した。
・30日:ウエドラオゴ首相は当地を交流訪問しているディアス(Ligia Monteino DIAS)ギニアビサウ首相府官房長官一行と会談し、南南協力及び社会保障に関し協議した。
・30日:ウエドラオゴ首相は、ワガドゥグで開催中の「Desert to Power」閣僚会合参加のため当地を訪問中のニジェール、ジブチ、チャド、モーリタニアのエネルギー担当大臣及びマリのエネルギー担当省代表と会談した。
【経済(含む経済協力)】
・3日:当地中国大使館が当国農業・畜産・水産資源省に対しミレットの種子33トン及びコメの種子37トンを寄贈した。
・17日:ナカナボ(Aboubakar NACANABO)経済・財務大臣及びアル・ジャサー(Muhammad AL JASSER)イスラム開発銀行頭取との間で1,878億ユーロ相当の経済支援協定の署名が行われた。
・18-25日:グーバ(Yacouba Zabré GOUBA)エネルギー・鉱山・採掘場大臣及びカガンベガ(Nicholas KAGAMBÈGA)大統領府特別顧問はロシア・モスクワにて開催された第28回サンクトペテルブルク国際経済フォーラムに参加した。
・18日:ロシア訪問中のグーバ(Yacouba Zabré GOUBA)エネルギー・鉱山・採掘場大臣はレニングラード原発を見学し、ロシア国営会社「ロスアトム」CEOと協議をした。
・20日:IMF理事会は、ブルキナファソの拡大クレジットファシリティ(ECF)第3回レビューを完了し、約3,280万米ドルの即時融資が可能になった。
・24日:ウエドラオゴ首相はガーナ企業「Jospong Group of Companies(JGC)」アギエポン(Joseph Siaw AGYEPONG)CEO一行の表敬訪問を受け、ブルキナファソに廃棄物処理工場を建設するための協議を実施した。
・26日:ウエドラオゴ首相は第33回国営企業及び公的社会保険機関総会を主催した。関連企業等の2024年の売上高は3兆CFAフランを超え、2023年の1兆9,000億CFAフランを上回る見込み。
【社会・文化】
・8日:トラオレ大統領は第38回ブルキナファソ・サッカーチーム決勝戦を観戦し、優勝したライモ・サッカークラブ(Rahimo FC)にトロフィーを授与した。
・13日:秀でたジャーナリズムを顕彰する「ガリアンの夕べ」第28回受賞式典が開催され、大統領府は5つの特別賞を授与した。
・14日:「農業生産と食糧自給のための大統領イニシアティブ(IP-P3A:Initiative presidentielle pour la production agricole et l'autosuffisance alimentaire)」の第1期生となる2,000人の農業ボランティア兵(VDP)が研修を終了した。
・18日:サヤオゴ(Gabriel SAYAOGO)クーペラ大司教がブルキナファソ・ニジェール司教会議(CEB-N:Conférence épiscolape Burkina-Niger)議長に就任した。
・21日:ウエドラオゴ(Pingdwendé Gilbert OUÉDRAOGO)広報・文化・芸術及び観光大臣兼政府報道官はワガドゥグにて第7回国際樹木の日式典を主宰した。
・21-28日:マリ・バマコにて第1回AESスポーツ大会(JAES:Jeux d’Alliance des Etats du Sahel)が開催され、ブルキナファソは金メダル4つ、銀メダル3つ、銅メダル3つを獲得した。
・27日:ウエドラオゴ首相はジョゼフ・キ・ゼルボ大学の中央大学図書館の改修工事完工式を主宰した。
・28日:ウエドラオゴ首相は東部地方を訪問し、ファダングルマの伝統的首長であるグルムの王(Roi du Gulmu)を表敬訪問した。
・29日:東部地方訪問中のウエドラオゴ首相はクリテンガ(Kouritenga)県の伝統的首長のナーバ・イェムデ(Naaba Yemdé)を表敬訪問した。
・29日:東部地方訪問中のウエドラオゴ首相はテンコドゴ(Tenkodogo)の伝統的首長のテンコドゴの王(Roi du Tenkodogo)を表敬訪問した。
【治安】
・15日:中央南部地方訪問中のトラオレ大統領はナウリ(Nahouri)県ポー(Pô)のジョルシュ・ナモアノ士官学校にて第24期士官候補生の卒業式を主宰した。
・15日:中央南部地方訪問中のトラオレ大統領はナウリ県ポーのトマ・サンカラ基地の特殊部隊訓練学校にて訓練生に訓辞を行った。
・17日:コンパオレ(Éric COMPAORÉ)ボランティア兵(VDP)物流部長はVDPの訓練修了式を主宰した。690人のVDPが1か月の訓練を終え、主にテンガ(Tenga)、ティグレ(Tigre)及びナンガ(Nanga)の混合行軍大隊に所属する予定となる。
【日本との関係】
・9日:経済・社会政策分析センター(CAPES)において、見返り資金協力案件「経済・社会政策分析センター(CAPES)支援計画」に係る引渡し式が開催され、当館から佐藤臨時代理大使が出席した。
(了)