ブルキナファソ月報(2026年7月)
令和8年8月12日
主な出来事
【内政】
【外政】
【経済(含む経済協力)】
【日本との関係】
【内政】
- 1日:バレ高等教育・研究・技術革新省事務次官が高等教育奨学金制度に関する新たなデクレについて記者会見を開催し、本改革は、奨学金の国家的配分制度を近代化し、同分野のガバナンスを強化し、ブルキナファソ人学生の学術的移動をより適切に管理することを目的としている旨説明した。
- 14日:政府は、大統領イニシアティブの一環として、軍の野戦移動病院をファダ・ングルマに展開し、国内避難民(IDPs)及び脆弱な住民を対象に無料の医療サービスを提供することで、医療アクセスの改善及び軍・国民の連携強化を図った。
- 16日:トラオレ大統領はヤードガ州で演説し、現政権と1987年政変(コンパオレによるサンカラ政権打倒)との比較論を否定するとともに、政権内に「ナンバー2」は存在しない旨発言した。
- 24日:サンポレ国防大臣は、中間評価の結果、6月末時点でブルキナファソ国土の74.53%が奪還されたと発表した。
【外政】
- 6日:AES連邦発足2周年に際し、連邦議長であるトラオレ大統領が連邦域内の国民に向けて記念演説を行い、発足以来の成果を評価するとともに、「第2年度ロードマップ」への参加を呼び掛けた。
- 10日:ワガドゥグでAES国防担当閣僚会合が開催され、ブルキナファソ、マリ、ニジェール3か国は、国境を越えた共同対テロ作戦の法的基盤となるAES統一部隊の地位案を審議・承認した。また、同部隊を将来の共通・統合された軍事組織の基礎と位置づけ、人的・物的能力及び作戦能力を強化していく方針を確認した。
- 10日:トラオレ大統領は、AES加盟3か国の防衛担当閣僚と会談し、AES統一部隊の運用能力強化及び法的枠組み整備に向けた指針を示すとともに、対テロ戦を長期・高強度の戦いと位置付け、合同軍の中核的役割を強調した。
- 13日:ブルキナファソ政府は、フランスとの外交関係断絶に伴い閉鎖した在フランス・ブルキナファソ大使館及び総領事館の外交・領事職員12名が帰国したと発表し、外交団は国旗及び大使館の鍵を外務大臣に返還するとともに、フランスへの亡命申請に関する報道を否定した。
【経済(含む経済協力)】
- 21日:ウエドラオゴ首相がワガドゥグ近郊のパブレ市で火力発電所(50MW)の竣工式を主催した。また、サアバ市で新たな火力発電所(120MW)の起工式が取り行われた。パブレ発電所は、官民パートナーシップ(PPP)方式を活用した異例の短期施工として、着工から90日で完成した。サアバ発電所は2026年中の運転開始を予定している。UAEのアル・アハラム・タカ(Al Ahram Taqa)が受注した。
【日本との関係】
- 6日:長島大使は「カディオゴ県タンギン・ダスーリ地域給水塔整備計画」の引き渡し式に参加した。本プロジェクトは、太陽光発電式汲み上げ給水塔(10トン)を2村に設置することにより、地域住民の安定的かつ安全な水へのアクセス向上を図るもの。
【内政】
- 1日: 政府は、大統領保健イニシアティブの一環として、手術室、CTスキャナー、検査設備等を備えた移動式病院4基を国防省に引き渡し、前線での負傷兵の医療体制強化及び災害時の緊急医療対応能力の向上を図る方針を示した。
- 1日:バレ高等教育・研究・技術革新省事務次官が高等教育奨学金制度に関する新たなデクレについて記者会見を開催し、本改革は、奨学金の国家的配分制度を近代化し、同分野のガバナンスを強化し、ブルキナファソ人学生の学術的移動をより適切に管理することを目的としている旨説明した。
- 7日:立法議会外交・国防・安全保障委員会は、AES共同ラジオ「Daandè Liptako」及び共同テレビ「Tafouk TV」の設立協定並びに航空機内犯罪に関する1994年モントリオール議定書の批准法案を審議し、いずれも承認可能と判断して7月17日の本会議に付託した。
- 13日:首相府は、行政のデジタル化及び「2030年国家デジタル変革ロードマップ」の一環として、責任あるAIの活用をテーマとする研修を幹部職員向けに実施し、行政効率化とデジタル主権の両立を目指す方針を示した。
- 14日:政府は、大統領イニシアティブの一環として、軍の野戦移動病院をファダ・ングルマに展開し、国内避難民(IDPs)及び脆弱な住民を対象に無料の医療サービスを提供することで、医療アクセスの改善及び軍・国民の連携強化を図った。
- 16日:トラオレ大統領はヤードガ州で演説し、現政権と1987年政変(コンパオレによるサンカラ政権打倒)との比較論を否定するとともに、政権内に「ナンバー2」は存在しないと発言した。
- 24日:サンポレ国防大臣は、中間評価の結果、6月末時点でブルキナファソ国土の74.53%が奪還されたと発表した。
【外政】
- 1日: 外務省は、国連総会第80会期報告会合において、ブルキナファソが提唱する国連改革案が国連の「UN80」改革イニシアティブの試行対象12か国の一つに選定されたと明らかにするとともに、安全保障理事会を含む国連ガバナンス及び資金調達制度の抜本的改革の必要性を改めて訴えた。
- 1日: トラオレ大統領(AES議長)は、AES加盟国の治安担当閣僚と会談し、「AES第2年度ロードマップ」に基づく域内の人・物の自由な移動の促進、治安協力の強化及び道路検問手続の調和等について協議するよう指示した。
- 1日:トラオレ大統領は、チャドの特使として訪問した同国外務省アフリカ統合・在外チャド人担当閣外大臣の表敬を受け、7月15~16日にンジャメナで開催予定のアフリカ水フォーラムへの招待を受けるとともに、気候変動・環境問題への対応におけるサヘル諸国間の連携の重要性を改めて確認した。
- 2日:AES諸国の治安大臣らがトラオレ大統領を表敬した。
- 3日:ブルキナファソ政府は、2月に殺害されたイラン最高指導者ハメネイ師の追悼式典に代表団を派遣し、トラオレ外務大臣はイラン外務大臣との会談において、防衛・安全保障、外交及び経済分野における二国間協力の強化について協議した。
- 6日:AES連邦発足2周年に際し、連邦議長であるトラオレ大統領が連邦域内の国民に向けて記念演説を行い、発足以来の成果を評価するとともに、「第2年度ロードマップ」への参加を呼び掛けた。
- 6日:カボレ外務担当副大臣は、「アフリカ・ディアスポラ国家」の代表団と会談し、農業、環境、保健、教育等の分野での協力や、アフリカ・ディアスポラとの連携強化に向けた協力枠組みの構築について協議した。
- 10日:ワガドゥグでAES国防担当閣僚会合が開催され、ブルキナファソ、マリ、ニジェール3か国は、国境を越えた共同対テロ作戦の法的基盤となるAES統一部隊の地位案を審議・承認した。また、同部隊を将来の共通・統合された軍事組織の基礎と位置づけ、人的・物的能力及び作戦能力を強化していく方針を確認した。
- 10日:トラオレ大統領は、AES加盟3か国の防衛担当閣僚と会談し、AES統一部隊の運用能力強化及び法的枠組み整備に向けた指針を示すとともに、対テロ戦を長期・高強度の戦いと位置付け、合同軍の中核的役割を強調した。
- 10日:ブルキナファソ政府は、国連持続可能な開発ハイレベル政治フォーラムにおいて、2016~2025年を対象とする第3回SDGs自発的国家レビューを発表し、経済成長や社会開発の成果を示すとともに、「主権」を軸とした開発路線及び国際開発資金制度改革の必要性を訴えた。
- 13日:ブルキナファソ政府は、フランスとの外交関係断絶に伴い閉鎖した在フランス・ブルキナファソ大使館及び総領事館の外交・領事職員12名が帰国したと発表し、外交団は国旗及び大使館の鍵を外務大臣に返還するとともに、フランスへの亡命申請に関する報道を否定した。
- 13日:トラオレ外務大臣は、マッキー・ブルキナファソ兼轄英国大使と会談し、安全保障及び開発分野を中心とする二国間協力の強化や協力枠組み協定の早期締結について協議するとともに、英国に対し、サヘル地域の安全保障上の取組への国際社会の理解促進を働きかけるよう要請した。
- 13日:エジプト大使館は「7月23日革命」74周年記念式典を開催し、トラオレ外務大臣は出席の上、両国が防衛・安全保障、保健、教育、農業、エネルギー等の幅広い分野で協力を深化させていることを歓迎するとともに、両国関係は南南協力の好例であると述べた。
- 15日:ブルキナファソは、第12回アフリカ飛行手続プログラム(AFPPP)運営委員会を開催し、アフリカ各国及びICAOとともに航空航法の安全性向上、技術能力強化及びアフリカ域内航空輸送の発展に向けた協力について協議した。
- 15日:トラオレ外務大臣は、アフリカ連合(AU)のマフムード・アリ・ユスフ委員長と会談し、AU・ブルキナファソ及びAU・AES間の協力強化、CEDEAO・AES対話、地域の安全保障情勢等について協議するとともに、AUに対し、組織改革や加盟国との信頼回復に向けた取組を求めた。
【経済(含む経済協力)】
- 世界銀行が2026年ブルキナファソ経済成長率を3.6~4.9%と予測するとともに、安全保障環境・気候条件・政策の安定を前提として中期的な成長加速を見込んでいると発表した。
- 21日:ウエドラオゴ首相がワガドゥグ近郊のパブレ市で火力発電所(50MW)の竣工式を主催した。また、サアバ市で新たな火力発電所(120MW)の起工式が取り行われた。パブレ発電所は、官民パートナーシップ(PPP)方式を活用した異例の短期施工として、着工から90日で完成した。サアバ発電所は2026年中の運転開始を予定している。UAEのアル・アハラム・タカ(Al Ahram Taqa)が受注した。
- 23日:ブルキナファソ政府は閣議において、2026年度補正予算案を採択し、規模を3兆4000億CFAフランから3兆7000億CFAフランへ拡大した。これによって財政貯蓄額は6000億CFAフランから9000億CFAフランへ上昇し、追加資金は主に農牧業セクター企業の能力強化に充当される。
【社会・文化】
- 13日:政府は、ブルキナファソ・サッカー連盟と連携し、国内リーグの監督及びフィジカルコーチを対象とする能力強化研修を開始し、サッカー指導者の専門性向上及び国内サッカーの競技力強化を図る方針を示した。
【日本との関係】
- 6日:長島大使は「カディオゴ県タンギン・ダスーリ地域給水塔整備計画」の引き渡し式に参加した。本プロジェクトは、太陽光発電式汲み上げ給水塔(10トン)を2村に設置することにより、地域住民の安定的かつ安全な水へのアクセス向上を図るもの。