「日・ブルキナファソ友好の夕べ」の開催

平成28年4月22日
2016年3月26日,在ブルキナファソ日本国大使公邸にて「日・ブルキナファソ友好の夕べ」が開催されました。本イベントは,留学や招へい,研修などで渡日経験のあるブルキナファソ人に対し,日常生活で日本と触れあう機会の少ない当地においても日本との関係を維持・強化してもらうことを目的として開催したもので,前社会行動・国民連帯大臣,前科学研究・技術革新大臣,国家警察庁副長官,外務・協力・在外ブルキナファソ人省二国間関係総局長,前国家暫定評議会議員など約130名が参加しました。
 
本イベントにおいて,二石大使からは,参加者への感謝の意を述べるとともに,1978年にJICAが初めてブルキナファソの研修員を受け入れてからこれまで728名のブルキナファソ人が日本を訪れており,このJICA本邦研修のプログラムにより,ブルキナJICA帰国研修員会及びAFAJAPS(日ブルキナ連帯協会)という団体が設立された旨説明がありました。また,「日・ブルキナファソ友好の夕べ」の中での,互いの文化紹介を通じ,相互理解や「絆」を深め,二国間の友好関係がさらに促進し,この会が二国間の関係における恒久的で揺るぎない基盤となることを期待している旨発言がありました。
 
ザン・イェレム・ニコル=アンジェリヌ前社会行動・国民連帯大臣は,今次「日・ブルキナファソ友好の夕べ」の開催に感謝すると共に,この会は二国間の友好関係の歴史に残るだろう旨述べました。また,同前大臣は,SMASE(初等教育・理数科現職教員研修改善プロジェクト)の研修を通じ日本及び日本人のすばらしさに気付き,また草の根・人間の安全保障無償資金協力によるNGO支援や青年海外協力隊の存在も当国で高く評価されている旨説明し,引き続き友好の光を高くかかげ続けようと強調しました。
 
本イベント内では,外交官・公務員日本語研修参加者3名による日本語スピーチコンテストや,在留邦人やブルキナファソ人による歌・踊りのパフォーマンスが行われ,会場は大いに盛り上がりました。
 
本イベントにより二国間の友好関係が促進され,日本語学習に対する意欲や文化への興味など,当国における我が国に対する関心の増大及び対日理解促進に貢献することができたと考えます。
 
スピーチをする二石大使 スピーチをするザン・イェレム前社会行動・国民連帯大臣
日本語スピーチコンテスト参加者の話に聞き入る招待客 ブルキナファソ人による空手の演武
在留邦人有志による合唱 日本語スピーチコンテスト授賞式後の集合写真