「都市部における避難民及びホストコミュニティの社会的・経済的包摂計画(UN連携/UN-Habitat実施)」 第1回技術・モニタリング委員会(2024年7月31日)

令和6年8月8日

7月31日、日本が支援する「都市部における避難民及びホストコミュニティの社会的・経済的包摂計画(UN連携/UN-Habitat実施)」の第1回技術・モニタリング委員会が開催されました。


2023年3月24日に開始式が行われた本案件は、中北地方サンマテンガ県ブスマ市及び中央プラトー地方ウブリテンガ県ナグレオンゴ市において、国内避難民、特に女性の世帯主の社会的・経済的包摂を確保することを目指してます。


今回初めて開催された委員会では、技術的・財政的評価が行われ、中間実施から学んだ教訓を引き出し、2025年6月に終了予定の本案件の成果を最適化するための提言が行われました。


2024年12月に予定されている第2回委員会を前に、都市計画、人道支援、農業の各省、プロジェクト・チーム、受益者代表など、すべての関係者が一堂に会したこの第1回会合での議論では、全般的に満足のいく結果が得られました(完工率50%と予想されたうち48%)。


国内避難民の状況が長期化することにより地方都市では人道と開発上の課題に直面しており、これへの対応には持続的解決を考え、人道・開発・平和に繋がるネクサスの視点からの支援が重要です。